浮気された時に考えるべきこと

こんにちは!名古屋の離婚弁護士です。
今回は「相手に浮気されたが、どうすればよいか」というご質問について説明します。

相手に浮気されるということは、とてもショックなことですが、感情的にならず、落ち着いて対応しましょう。
感情的な対応は問題の解決をますます困難にします。

まず、落ち着いて考えるべきことは
「それを知って自分はどうしたいか」
ということです。具体的には
「それを理由に離婚することを自分が望むか」
について考える必要があります。

「離婚はしたくない。しかし2度と浮気はしてほしくない」
ということであれば、まずは夫婦間でよく話し合うことが重要でしょう。

しかし、話し合いでも全く解決しない、あるいは相手をどうしても許せないなどの理由で
「離婚をしたい」
という気持ちが固まったのであれば、まずは弁護士に相談されることをお勧めします。

というのも「離婚する」ということは決して簡単な問題ではなく、
・これまでの財産関係を清算する「財産分与」
・離婚を決意してから実際に離婚するまでの生活費について取り決める「婚姻費用」
・子どもがいる場合の「養育費」
・老後の生活に関する「年金分割」
・離婚の原因によって生じた精神的苦痛に対する「慰謝料」

など、考えなければならないことがたくさんあるからです。
こうしたことにしっかり向き合ってでもなお「本当に離婚するかどうか」、よく考えて決める必要があります。

こうした離婚に関する様々な問題を解決する手段としては
「離婚調停」が利用されることが多いのですが、
離婚調停で交渉を有利に進めるには弁護士を代理人とすることが有効でしょう。

また、離婚問題とは直接関係しませんが、もし浮気相手が誰かがわかっているのであれば、その人に対して不貞行為によって生じた精神的苦痛について損害賠償請求を求めることも可能です。
しかし、この場合には、裁判にも耐えうるようなしっかりとした証拠が必要なので、
そうした証拠があるかどうかについても、弁護士と相談したほうが良いと思います。

このように
「相手に浮気された!」
という場合にも、まずしっかりと落ち着きましょう。
そして、いろいろと思い悩む前に、気軽に弁護士に相談されることをお勧めします。

離婚のご相談は、名古屋第一法律事務所・離婚法務部まで!

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