こんにちは!名古屋の離婚弁護士です。
今回は面会交流のお話です。
離婚や親権、財産分与、慰謝料などを巡る対立が大きければ大きいほど、離れて暮らす親と子の面会交流をスムーズに進めるのは難しいですよね。
私の経験上になりますが、調停では激しく揉めていても、別居親と子との面会交流は定期的に実施できているケースというのは、一定のパターンがあるように思います。
コツは、「別居親が、監護親の意見や要望をしっかり聴いて、それに応じること」。
監護親が面会交流に消極的だったり非協力的だったりするとき、多くの場合には、消極的なり非協力的になる「理由」があります。
別居親として、対立している相手の言い分を信じられなかったり、疑ったり、否定したくなる気持ちは分かります。
それでも、監護親の言い分を否定したり非難したりするのは逆効果で、それをしてしまうと「お子さんに会う」という目的からはどんどん遠ざかることになります。
何よりもお子さんに会いたいのであれば、ひとまずぐっと堪えて、その「理由」について真摯に耳を傾ける方が、結果的には早く会えることが多いと思います。
中には、「理由を言わない」「理由がどう考えても不自然すぎる」といったケースもあるので、すべての家族に当てはまるわけではないかもしれません。
そして、直接やり取りすると感情的になってしまいがちですが、間に代理人が入ることで少し冷静に物事を受け止めることができたりします。
いろんなケースを担当した知見を活かして、アドバイスなどもできるかもしれません。
面会交流に悩んでいる方、お気軽にご相談ください。