こんにちは。名古屋の離婚弁護士です。
よく「離婚をするときには子ども引き取りたいのですが、大丈夫でしょうか?」というご相談を頂きます。そこで、「親権」がどのように決まるのか説明したいと思います。
親権を誰にするかは離婚に伴って決めますので、話し合いで決まらないときは、家庭裁判所に調停を申し立て、裁判所における調停の話し合いで決めていくことになります。
もちろん、お互い親権を譲れないような時は、最終的に裁判所が親権者を決めることになります。
裁判所が親権者を決めるとき、子どもの視点で様々な事情を考慮します。
例えば、子どもを十分に育てていく環境が整っているかという点から、収入などの経済力、養育に協力してくれる人の有無等を考慮します。
また、子どもの生活環境の面から、住宅や学校などの生活環境、兄弟姉妹が別れることになるか等を考慮します。いずれにせよケースバイケースですので、子どもの関係についてもっと詳しく知りたいようであれば、弁護士にご相談頂くのがよいと思います。